No.40「食用パンツ」 [日記]
「ねぇねぇ、お隣のお兄ちゃん、お兄ちゃんは、ぱんつくったことある?」
「あるさ、俺だってもう十分に大人だからな、何回かは経験あるぜ」
「えーウソだ、パンツ食ったことあるの?ホント?」
「ああ、ホントだよ」
「あははは、ウソだ~。絶対ウソだね」
「ホントだって。ウソなんかつかないって」
「あははは、あるわけないじゃん。だってボクはパン作ったことある、じゃなくて、
パンツ食ったことある?って訊いたんだよ。だまされたね、お兄ちゃん」
「だから、パンツぐらい食ったことあるんだって。お前も大人になったらそのうち
それぐらい経験するようになるよ。うん、大人になれば誰でも一度はパンツ食った
ことがあるものなのさ」
「もう一回言うから、よく聞いてよ、お兄ちゃん。ボクが訊いてるねは、
パン作ったことあるかじゃなくて、パンツ食ったことあるか、だよ?パンツは食べら
れないじゃん」
「そんなことないぞ、うまかったぞ」
「お兄ちゃん、そこ、意地張るとこじゃないって。ボクが言ってるのは、パン屋
さんで売ってるヤツじゃなくて、身体に履くパンツ、だよ」
「ああ、わかってるよ。ホカホカのパンツ食ったことがあるから言ってるのさ」
「だからぁ、ボクが訊いてるのはパンツじゃなくて、アンパンとか、食パンとかの、
パ・ン。アンパンの中にはアンコ入ってたりするけど、パンツの中にはアンコとか
入ってないでしょ」
「うーん、でも食うちょっと前まで、アンコと似たようなモノが入っていたな。
アンコじゃなくてマンコだけどな」
「え?え?。よくわかんないよボク。じゃあ、それ、な、何味?」
「塩味かな、ほんのりとした…」
「おいしいの?」
「まぁね、へへへ」
「お兄ちゃんが食べたの、だ、だれのパンツ?」
「 お前のママの、だけど?」
「うわー!」
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